化粧品レビュー

【成分解析】『オルビスミスター 化粧水』の使用感と配合成分の特徴を解説

オルビスミスター(Orbis Mr.) 化粧水
岩野 航平

オルビスミスターは『乾燥×過剰皮脂』という男性特有の肌質に合わせて提供されています。
オルビスミスターの化粧水は、角質層のすみずみまで保湿成分を届けることに重点を置いています。

ここで、私のプロフィールを紹介します。

  • コスメコンシェルジュ資格 保有
  • 男性におすすめの化粧品を紹介
  • 20代男性 乾燥肌

本記事では、オルビスミスターの化粧水を1ヶ月使ってみて感じたことと、成分の特徴をお伝えします。

※本記事はオルビスミスターのPRを目的として作成しています。

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『オルビスミスター 化粧水』とは

ORBIS Mr.(オルビスミスター) ローション(化粧水)

オルビスミスターは、「乾燥×過剰皮脂」になりやすい男性の肌に合わせて開発されています。
洗顔・化粧水・保湿液と3ステップで展開されており、化粧水は肌をうるおす役割を担っています。

オルビスミスターの化粧水は、オルビス社が独自開発した技術(CISクイックデリバリー処方)で角質層の隅々まで保湿成分を素早く浸透させていきます。
この技術により、「脂っぽいのに内側が乾燥しやすい」という男性特有の肌悩みにアプローチできます。

通常版

内容量150ml
定価価格税込2,200円
肌タイプ全肌タイプ

7日間お試しセット

内容量洗顔料:14g
化粧水:19ml
保湿液:9g
定価価格税込1,320円
(公式サイトで購入すると初回限定 税込980円)
肌タイプ全肌タイプ

訴求成分

ハリと明るさのある肌をつくる保湿成分イソステアリルアスコルビルリン酸2Na
プランクトンエキス
ハス花エキス
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
アルギニン
スフィンゴモナス培養エキス
うるおいのバランスを整える成分ワイルドタイムエキス
オタネニンジン根エキス
マヨラナ葉エキス
加水分解オリーブ葉エキス
イノシトール
ポリグルタミン酸
ハリとうるおいを与える保湿成分加水分解ヒアルロン酸
加水分解コラーゲン
角質層への浸透力を高める成分ローカストビーンガム
キサンタンガム

注目成分

オルビスミスターは徹底的にサイエンス思考を貫いており、化粧水の成分にもそのこだわりが表れています。
ここでは、注目したい5つの成分について解説します。

CISブースター

CISブースターとは、肌にうるおいを与え、ハリと明るさのある肌を目指す複合保湿成分のことです。
以下6つの成分をナノカプセル化し、角質層まで浸透させています。

  • イソステアリルアスコルビルリン酸2Na:ビタミンC誘導効果
  • プランクトンエキス:コルチゾール(肌を老化させるホルモン)の活性抑制効果
  • ハス花エキス:メラニンの生成抑制効果
  • 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液:肌を柔らかくする効果
  • アルギニン:保湿効果、シワ・たるみ抑制効果
  • スフィンゴモナス培養エキス:高い保湿効果

なかでも注目したいのが、「イソステアリルアスコルビルリン酸2Na」と「スフィンゴモナス培養エキス」。

イソステアリルアスコルビルリン酸2NaはビタミンC誘導体にあたり、メラニン色素の生成抑制効果や、ニキビの原因になる活性酸素を除去する効果があります。

イソステアリルアスコルビルリン酸2Naの効果
『イソステアリルアスコルビルリン酸2Naの基本情報・配合目的・安全性|化粧品成分オンライン』を参考に作成
https://cosmetic-ingredients.org/skin-lightening-agents/20503/

スフィンゴモナス培養エキスは、角質層にある細胞間脂質の主成分であるセラミドの類似成分です。

セラミドの効果
『研究結果レポート セラミド|ニップンの研究開発』を参考に作成
https://www.nippn.co.jp/BrandB/rd/report/ceramide.html

セラミドはもともと角質層にある成分ですが、年齢とともに徐々に減少していきます。
セラミドが減少することで肌が乾燥し、肌が乾燥することで老化が進んでしまいます。

みずみずしい肌を守るうえで欠かせないセラミドが、オルビスミスターの化粧水には配合されています。

ファインスパイラルエッセンスEX

オルビスミスターは以下6つの成分をまとめて、「ファインスパイラルエッセンスEX」と定義しています。

  • ワイルドタイムエキス:角質層にうるおいを与える効果(混合することで効果発揮)
  • オタネニンジン根エキス:角質層にうるおいを与える効果(混合することで効果発揮)
  • マヨラナ葉エキス:角質層にうるおいを与える効果(混合することで効果発揮)
  • 加水分解オリーブ葉エキス:皮膚の炎症を抑える効果
  • イノシトール:皮脂分泌量を正常化する効果
  • ポリグルタミン酸:肌表面に膜を張り、角質層のうるおいを閉じ込める効果

ファインスパイラルエッセンスEXとは、うるおいのバランスを整え、健やかな肌をサポートする保湿成分のことです。

なかでも注目したいのが、「加水分解オリーブ葉エキス」と「イノシトール」。

オリーブ葉エキスは、皮膚の炎症を抑える効果がある成分です。

皮膚が炎症を起こすまで、体内では幾重もの複雑な工程があります。
その一部である「肥満細胞からヒスタミンが遊離する(離れて単独の物質になること)」という工程を抑制する効果があるのです。
その効果は、抗炎症成分としてよく用いられる「グリチルリチン酸2K」の約7倍に上ると言われています。
(※グリチルリチン酸2Kよりも抗炎症効果が高いことを示すものではありません)

オリーブ葉エキスの効果
『オリーブ葉エキスとは…成分効果と毒性を解説|化粧品成分オンライン』を参考に作成
https://cosmetic-ingredients.org/anti-inflammatory/オリーブ葉エキスの成分効果と毒性/

オリーブ葉エキスが含まれていることにより、皮膚の炎症を抑えています

イノシトールは、皮脂分泌量を正常化する成分です。
過剰な皮脂分泌を抑制するだけでなく、皮脂が足りない場合には分泌を抑制します。

築野食品工業社の調査によると、乾燥肌・脂性肌の方がそれぞれ1%のイノシトールを含んだ化粧水を使用し続けた場合、6週間後には皮脂分泌量が近似するという結果になったようです。

イノシトールの効果
『米ぬか由来の成分のご紹介 成分1 イノシトール|TSUNO』を参考に作成
https://www.riceutical.com/about/ingredients/

加水分解ヒアルロン酸

加水分解ヒアルロン酸とは、ヒアルロン酸を酸や酵素などで加水分解したものです。
一般的なヒアルロン酸と比べて分子量が低いことから、角質層へ浸透しやすいという特徴があります。

加水分解ヒアルロン酸には、角質層の水分量を増加させる保湿効果があります。
乾燥しやすいオトコの肌に適した成分の1つです。

加水分解コラーゲン

加水分解コラーゲンも加水分解ヒアルロン酸と同様に、分解することで分子量を下げている成分です。
分子量が下がることで角質層へ浸透しやすくなり、表皮から角質層にかけて保湿作用を発揮します

化粧品成分オンラインによると、約2gのコラーゲンと約2gの水を乾燥室に22時間放置した場合、コラーゲンは水と比べて約5倍、水分量を保持していたようです。

コラーゲンの効果
『加水分解コラーゲンの基本情報・配合目的・安全性|化粧品成分オンライン』を参考に作成
https://cosmetic-ingredients.org/humectant/1246/

マルチモイストシールド

マルチモイストシールドとは、以下2つの成分のことを指します。

  • ローカストビーンガム
  • キサンタンガム

ローカストビーンガム・キサンタンガムともに、化粧水の粘り気をつくる成分です。
組み合わせて配合することでジェル化し、肌表面に膜を張る役割を担います。

『オルビスミスター 化粧水』に対する個人的評価

オルビスミスターの化粧水を実際に使ってみたうえで、5項目で評価してみました。

  • 保湿力
    5
  • 手頃さ
    3.5
  • 肌荒れしづらさ
    4.5
  • べたつきづらさ
    4
  • 浸透力
    5

どの側面から見ても完成度の高い、一押しの化粧水です。

オルビスミスターの化粧水はジェル状になっています。
ジェル状の化粧水は角質層まで浸透しにくい印象がありましたが、オルビスミスターは違いました。角質層まで素早くうるおいが届き、そのうるおいが一日中続きます

油分や香料、着色料、アルコールを含まず、弱酸性で作られているため、敏感肌の方でも肌荒れしにくいのも魅力の1つです。
(※肌荒れしないことを保証するものではありません)

『オルビスミスター 化粧水』の良いところ

ここでは、オルビスミスターの化粧水を実際に使ってみて良いと感じたところを詳しくお伝えします。

保湿力が高い

オルビスミスターの化粧水は、他ブランドの化粧水と比較して保湿力が高いと感じました。

私はこれまで、約20種類の化粧水を試してきました。
中には保湿力が高いものもありますが、つけてすぐに乾きを感じてしまうものも多くあります。
短時間で保湿力を失ってしまう場合、日中にも何度か保湿する必要があります。テレワークであれば問題ないですが、オフィスで日中に保湿するのは少々難しいでしょう。

オルビスミスターの化粧水は多くの保湿成分を含んでおり、1日中うるおいが続きます。肌の乾燥に悩む方は、オルビスミスターの化粧水を使えば間違いないでしょう。

角質層まで浸透する

オルビスミスターの化粧水を使ってみて、浸透力の高さに驚きました。

他ブランドのジェル状化粧水を使用したとき、肌表面はうるおうものの、角質層まで浸透していかないと感じたことがありました。

その経験からジェル状化粧水へ多少の疑念がありましたが、オルビスミスターは違いました。
独自開発された技術(CISクイックデリバリー処方)の効果か、素早く浸透していきます。

男性の肌は水分を保持する力が女性と比べて弱く、程度の差はあれど、誰しも乾燥しています
そんな男性にとって、角質層まで保湿成分を届けてうるおいが一日中続くのは感動モノです。

『オルビスミスター 化粧水』を使った人の口コミ

これまでは私が実際に使ってみた感想を詳細にお伝えしてきました。
ここでは、オルビスミスターの化粧水を使った方から寄せられている口コミを紹介します。

顎ニキビに悩んでおりました。スキンケアには無頓着でしたが、脂性肌にはオルビスミスターが良いとネットで見て購入。自分の肌と合ったのか、顎ニキビが解消しました。

利用者
利用者

テレワークでカメラに映る自分の顔を見て、老いを感じて購入しました。オルビスミスターを使い始めてから、肌を褒められることが増えています。女子の気持ちが少しわかりました。

利用者
利用者

スキンケアをしていないときは脂でテカっていましたが、オルビスミスターを使い始めてから解消しました。

利用者
利用者

7日間お試しセットは公式サイトで購入するとお得

オルビスミスターは「まずは少量で試したい」という方に向けて、洗顔料・化粧水・保湿液の7日間お試しを提供しています。
Amazonでは税込1,320円ですが、公式サイトなら初回限定 税込980円で購入できます

私自身使用してみて、オルビスミスターは万人受けするブランドだと感じました。しかし、化粧品はどうしても肌との相性があります。
「購入して見たものの合わなかった」となると、もったいない思いをするでしょう。

まずは7日間お試しセットを購入して、気に入れば定期購入するのがおすすめです。
7日間お試しセットを購入した後に定期購入すると、無期限で1割引になります。

これからスキンケアを始める方、本格的にスキンケアしたい方におすすめのブランドです。
ぜひ一度、手に取ってみてください。

『オルビスミスター 化粧水』のまとめ

今回はオルビスミスターの化粧水について解説しました。

オルビスミスターの化粧水は本当に、どの角度から見ても完成度の高い化粧水です。洗顔料は脂性肌・混合肌向きだと感じましたが、化粧水はどんな肌質の方にも自信を持っておすすめできます。

肌が変わればオトコは変わります。
この機会に、オルビスミスターで本格的なスキンケアに取り組んでみてください。

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Profile
こうへい
こうへい
コスメコンシェルジュ

会社員として働きながら、メンズスキンケアの情報を発信しています。
肌が変わればオトコは変わる。そう考え、『おとこのスキンケア』を立ち上げました。

2022年6月 コスメコンシェルジュ資格取得

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