【成分解析】『無印良品 敏感肌用クリーム』の使用感と配合成分の特徴を解説
無印良品の敏感肌シリーズは、保湿力の高さで定評を集めています。
敏感肌用乳液も保湿力の高い化粧品で、多くの方は乳液までつけておけば十分に乾燥対策ができます。しかし、冬の厳しい乾燥に対抗するには、クリームも重ねて付けるのがおすすめです。
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本記事では、無印良品の敏感肌用クリームを1ヶ月使ってみた感想と、成分の特徴をお伝えします。
『無印良品 敏感肌用クリーム』とは
無印良品の敏感肌用クリームは、強い乾燥の対策用として提供されています。
クリームが担う役割は乳液と同じで、「油分で蓋をすること」です。しかし、乳液とクリームは成分中の油分の割合に違いがあります。
乳液は、角質層まで浸透して保湿する水溶性保湿成分と肌表面に留まる油性保湿成分がバランスよく配合されています。一方クリームは、油性保湿成分の方が多く配合されていることがほとんどです。
そのため、乳液以上に油分で蓋をする力を持っています。
商品情報
内容量 | 50g |
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定価価格 | 税込950円 |
肌タイプ | 乾燥肌、敏感肌 |
訴求成分
角質層に水分を取り込み、保つ | DPG グリセリン ヒアルロン酸Na BG 加水分解水添デンプン |
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水分の蒸発を防ぐ | オリーブ果実油 ポリクオタニウム-51 ホホバ種子油 メドウフォーム油 |
肌を柔らかくする | エチルヘキサン酸セチル |
血行を促進して肌を明るくする | トコフェロール |
皮膚の炎症を抑える | スベリヒユエキス アラントイン |
注目成分
ポリクオタニウム-51
ポリクオタニウム-51は脂質の一種で、非常に高分子の成分です。そのため、角質層へ浸透せずに肌表面にゲルとして残り、水分の蒸発を防いだり、肌を刺激から守ったりといった働きをします。
化粧品成分オンラインによると、ポリクオタニウム-51はヒアルロン酸Naよりも高い水分保持効果を示したようです。
ホホバオイル
ホホバは中米が原産の常緑低木樹です。ホホバの種子からとれるオイルは非常に保湿力が高いとして、スキンケアやヘアケアに古来から重宝されています。
ホホバオイルの主成分であるワックスエステルは、人の皮脂にも含まれる成分です。そのため肌なじみが良く、浸透力が高いとされています。
無印良品ではホホバオイルを単体でも販売しており、話題沸騰のベストセラーとなりました。
メドウフォームオイル
メドウフォームは、北アメリカ温帯地域に生息する花です。
メドウフォームの種子から採れるオイルは酸化しにくいという特徴があります。
酸化した油分はニキビの原因であるアクネ菌のエサになります。ニキビの発生を抑えるためには、酸化しにくいオイルを使って水分の蒸発を抑えることが大切です。
『敏感肌用クリーム』の評価
私が敏感肌用クリームを1ヶ月使ってみた感覚をもとに、5つの項目で評価しました。
-
- 保湿力
- 5
-
- 手頃さ
- 4
-
- 肌荒れしづらさ
- 4
-
- べたつきづらさ
- 1
-
- 伸び
- 2
保湿力は文句なしです。朝つけても夜までしっかりと肌に残り、水分の蒸発を抑えてくれます。クリームを塗っている日は一日通して肌のうるおいが続きます。
一方、クリームゆえにある程度仕方ないですが、べたつく感覚はあります。他ブランドのクリームではべたつかなかったため、少し残念に感じました。
乳液でも十分な保湿力なので必ずしも保湿クリームは必要ないですが、極度の乾燥肌の方や日中に保湿できない方にはおすすめです。
『敏感肌用クリーム』を使った人の口コミ
ここでは、敏感肌用クリームを使った人に寄せられている口コミを紹介します。
保湿力抜群ですね。伸びもよく、ついでに首まで塗っています。顔周りが保湿されて、印象が明るくなった感覚があります。
保湿力がしっかりありながらテカらないです。めっちゃいい!
前までキュレルを使っていましたが、こちらのクリームもとても良いです。このお値段で手に入るなら、こっちにしようと思います。
『敏感肌用クリーム』のまとめ
敏感肌用クリームは乾燥が気になる方におすすめです。
乳液でも水分蒸発を防ぐことはできるため、乾燥が激しい時期のみピンポイントで使用するのも良いかもしれません。
気になる方は一度手に取ってみてください。